母の病気
さて、コミュニケーションとは関係の無い事を書いている事が多いような気がします。
今回もコミュニケーションとは関係の無い記事です。
しかしはちわん88がなぜ、仕事をせずに祖母の家の片づけをしているのかなど、はちわん88のバックグラウンドをご理解頂ければと思って書いています。
タイトルに「母の病気」としましたが、はちわん88の母は胃がんが再発し、腹膜播種という病気です。
2011年母に胃がんが見つかりました。スキルス胃がんというたちの悪いがんという事ですぐに手術をして胃を全摘しました。
手術は成功し母はびっくりするくらい痩せましたが手術前と同じ位元気でした。
他のがんについてはよく知らないのですが、胃がんの場合、手術後5年再発しなければ完治と言ってよいそうです。
母もずっと元気にしていてこのまま5年過ぎてしまうのだろうか?なんて思っていたのですが、手術後4年経った2015年、定期的に病院で血液検査していた腫瘍マーカーの値が少しずつ上がり始めました。
かかりつけの病院で精密検査してもらった所、がん細胞がお腹に散らばっている、腹膜播種だと主治医から告知されました。
腹膜播種というのは手術は出来ません。また完治も難しい。つまり腹膜播種になってしまえば何年か後には「死」という厳しい現実が待っているとの事です。
少し他人事みたいに書きましたが、今のはちわん88には母の死が想像出来ないからです。それは、母がとても活動的で元気なので、とても病気には見えないからです。
実際、腹膜播種になってからもよく祖母の介護をしていましたし、祖母の死後は週に2回祖母の家の片づけをしています。そして最近は近所のお友達と毎日夕方にウォーキングに行っているとのことです。
はちわん88の目から見てとにかく母は精力的です。双極性障害のはちわん88の方がよほどバイタリティーが無いです。
そういう訳ではちわん88は母の事をあまり深刻に「がんが再発した、もう終わりだ。」と悲観的に考えてはいません。
母もあまり病人扱いされるのは嫌なようです。
ちなみに母が腹膜播種と診断されてからの治療ですが、最初は通院で点滴での抗がん剤治療と飲み薬の抗がん剤治療(TS-1)を平行して行っていました。
しかし、点滴での抗がん剤治療は副作用(発疹)が出て7回ほどで中止になりました。
今はTS-1を2週間飲んで1週間休むという3週クールで治療を行っています。
副作用としては白血球の低下や、指先の荒れなどがあります。
腹膜播種と診断されてもうすぐ2年になりますが、今の所元気です。
はちわん88はというと母が腹膜播種と診断された2015年は障害者枠で働いていました。しかし母のがんが再発したというストレスからでしょうか、体調を崩し、結局退職してしまいました。
病気の母を放っておけないという気持ちから現在求職活動はしていません。最近になって、母も元気だしそろそろ週に1回でもいいから働いた方がいいかも、と思いました。
しかし、病気の母の様子を伺いながら週に1回程度とは言え仕事をするという器用な事は苦手です。
どうしたものかなと思い、色んな方のブログを読んでいると、ブログ続ければ収入になるよ、という記事を目にしました。
前回のメンタルクリニックでの診察で主治医に「ブログを書いて生活していこうかと思うんですが、」と恐る恐る言った所、驚いたことに主治医は否定しませんでした。
「そうだよね、今はお母さんの傍にいてあげるのが一番だね。ブログって人気でないと難しいんじゃないの?なんかアンケートとかに答えたらお金が稼げるサイトがあるらしいよ。内職程度らしいけど。」と言われてしまいました。
そうか、やはり今は母と一緒に過ごす時間が大切なのかと気づかされました。
そういう訳で主治医公認の無職です・笑
この生活がいつまで続くか分かりませんが、もうしばらくこういうテンポで生活していきたいと思います。
本日もお付き合い頂きありがとうございました!